Animāre(アニマーレ)

The 1st Animāre Seminar on Creativity Support Tools

セミナーは盛会のうちに終了しました。アーカイブ配信をお楽しみください。

📅開催日時: 2026年2月10日 13:30-16:30

📍場所: 東京大学本郷キャンパス 山上会館2F, 東京, 日本(13:20開場) / オンライン配信あり

アーカイブ配信

セミナーについて

Animāre(アニマーレ)の第1回セミナーは研究者3名(Jingyi Li, Jane L. E, Shm G. Almeda)を海外から招聘し、中小路 久美代氏(はこだて未来大学)をモデレーターに迎え、創造性支援ツール研究について議論します。 Animāre(アニマーレ)についてはこちら。

Jingyi, Jane, ShmはいずれもHuman-Computer Interaction(HCI)分野のCHI/UISTコミュニティで活躍している若手研究者で、技術的に優れた研究成果を発表されているだけでなく、豊かな創作文化を実現するための情報技術のあり方について継続的に議論し、研究成果を発表してこられています。本セミナーでは、アーティストを支援するとはどういうことか、ツールが支援すべきでないことは何か、ツールが生み出す権力構造は、ツールをとりまくエコシステムは、など、多様な視点から創作と技術の未来を考えていきます。

参加登録Animare Signature

講演者

Jingyi Li

Jingyi Li's photo

Jingyi Li氏は、ポモナ・カレッジのコンピュータ科学専攻で助教をつとめ、Doodle Labを主宰しています。 Creativity Support Tools の理解と構築に関する研究を通じて、そうしたツールをより公正な権力関係に向けてどのように設計できるかを探究しています。

近年は、芸術的目標を支援すると同時に、それ自体が芸術実践でもある「Artistic Support Tools」に取り組んでいます。創造的な実践に携わる人々と場を共有し、新たなつながりや共同研究が生まれることを楽しみにしています。

Jane L. E

Jane L. E's photo

Jane E氏は、シンガポール国立大学のコンピュータ科学専攻で助教をつとめ、Palette Labを主宰しています。ユーザーが自らの領域専門性を育てていくことを支援する Computational Tools をどのように設計できるかを幅広く研究しており、「人間の創造性を支援するうえで、ツールは何をすべきで、何をすべきではないのか」という問いに取り組んでいます。

近年は学生や共同研究者とともに、アクセシビリティと多元性、教育、ヘルスケア、自然保護といった領域にも研究を広げています。今回の機会を通じて参加者の皆さんと出会い、ともに学べることを大変楽しみにしています。

Shm G. Almeda

Shm G. Almeda's photo

Shm Garanganao Almeda氏は、カリフォルニア大学バークレー校の博士課程学生です。アーティストでありコンピュータ科学者でもある同氏は、Creativity Supportive Ecosystemsを研究しています。新しいデザインプローブ・システムを開発し、それらを用いて、創造的なコミュニティがより広い社会的・文化的・経済的文脈の中でどのように機能しているのかを探究しています。

近年の研究では、歴史的・文化的なアートデータの活用や、創造的活動の痕跡から学ぶことに焦点を当てています。Shm氏にとってお気に入りのCreativity Support Systemの一つは初音ミクです。創造的なコミュニティを広げ、互いから学び合えることを楽しみにしています。

モデレーター

Jun's photo

加藤 淳

Animāre(アニマーレ)のPIであり、産業技術総合研究所 主任研究員。アニメのプロデュース会社アーチ株式会社において技術顧問を兼務。2024年度はパリ=サクレ大学にVisiting Scientistとして滞在。

ヒューマンコンピュータインタラクション (HCI)研究に従事し、とくに人々の創造的な活動を調べ、そうした活動を支援するツールを作る「道具鍛冶研究者」として国内外で多数の受賞に繋がる活躍をしてきた。

Kumiyo's photo

中小路 久美代

公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科教授。ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)、人工知能、ソフトウェア工学、認知科学、デザイン学を横断し、人の知的創造活動を支援するインタラクティブシステムの研究に従事。スケッチといった外在化表現の行為を通して、その表現からの語りかけ(amplifying representational talkback)によって新たな着想が誘発されるプロセスに古くから着目し、ナレッジインタラクションデザインの枠組みを提案。

現在は、市史統計資料への市民によるアノテーション行為を通して、無味乾燥な統計表に対して生じる個人の着想(mini-c creativity)が他者との対話や相互参照を媒介として拡張され、集合的な知識生成へと展開していく Collective Creativity のプロセスを探究する Stats.Hakodate プロジェクトに取り組んでいる。

本セミナーは2023年度に開催されたセミナーシリーズ「AIST Creative HCI Seminar」の続き(第七回相当)として開催するものです。今後もアニメの共創環境実現に向けて国内外の研究者・エンジニア・クリエータが集う機会を提供していく予定です。

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タイムテーブル

時間内容
13:20開場
13:30Animāre(アニマーレ)とセミナーの紹介(加藤)
13:45[招待講演] 権力、規範、そしてラディカルな謙虚さ:Artistic Support Toolsに向けて(Jingyi)
14:15[招待講演] Artistic Vision:専門性の発達を支えるインタラクティブなコンピュテーショナル・ガイダンス(Jane)
14:45[招待講演] 芸術実践の世界に踏み込む:コミュニティと文化への介入としてのCreativity Support Tools(Shm)
15:15パネルセッションへの導入: 創造性を支援するということ(中小路)
15:30パネルセッション(Jingyi, Jane, Shm, 加藤, 中小路)
16:20閉会
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会場について

東京大学へのアクセスマップと、構内のキャンパスマップをご参照ください。

山上会館に到着したら2階の大会議室にお越しください。